前回の記事を投稿するまで、１年近くブログをお休みしていましたが、その間全く絵本の活動から離れていたわけではありませんでした。
むしろ、いろいろ作っていて忙しくて更新できなかった側面もあり・・・ということで、その間にやっていたことを少し記しておこうと思います。
大きく分けて２つのことをしていました。
活動報告その１．新作しかけ絵本ををコンテストに応募しました
３年ぶりに新作しかけ絵本を作成しました！
と言っても、きれいな完成品ではなく簡易製本の「ダミー」、試作品のようなものです。
義理の姉がみつけて教えてくれた、白泉社の「しかけえほんアイデアコンテスト」に応募しました。↓↓これです
白泉社50周年記念企画で、ほかのコンクールと違うのは”アイデア”コンテストであるということ。グランプリの作品は「応募作品のアイデアをもとに、絵本作家またはイラストレーターが絵本を制作」するということで、絵の上手さや製本の完成度は審査に関係ないとのことでした。
なんて魅力的・・・！「絵や技術にはあまり自信がないけど表現したいアイデアはある」という私にぴったりのコンテスト。
このコンテストを知った時点で締め切りまで１カ月半くらいしかなく、通常なら決して間に合わないような期間（私の今までのしかけ絵本は６ヶ月～８ヶ月かかっている）だったのですが、ラフな簡易製本でよくて絵もこだわらなくていい、とのことで何とか間に合わせられました。
こんなチャンスはそうそうないので、まずは応募できてよかった。
結果がまだ出ていないので、作品について詳しく書くことはできませんが、ラフとはいえ新作をまた作れたということが嬉しい。
私にとって５作目のしかけ絵本です。
本来昨年12月に審査結果発表の予定だったのですが、応募総数1266点と想定以上の応募があったため、審査が遅れて今年の３月頃になるとのこと。
わー、多いなあ・・・この中で目に留めてもらおうなんて大変なことです。
でも、もう少し夢みていられる時間が延びました☺。
活動報告その２．しかけ絵本を個人出版するための準備（現在進行中）
2020年の作品『ぶんぶんしまこさんの きをつけなくちゃ』を個人出版するための準備を継続中です。
これを「個人出版」というのが一番妥当なのか、用語は調べてもよくわからないのですが、「印刷会社を通して一定数印刷し、自分で組み立て、販売はネットと近所のお店のみ。取次は通さず自分でやる」という方式での販売を目指しています。
図書館への寄付も予定しているので、ISBNコードとJANコードも取得しました。
原稿づくりが完了したところですので、あとは印刷が出来上がりしだい、組み立てを頑張らなくては。販売準備も少しずつ進めているところです。
この件については、改めていくつかの記事に分けて詳細を書いていきたいと思います。
まずは、ご報告まで。
