しかけ絵本のアトリエ

お気に入りの絵本、しかけ絵本づくりのこと、ポップアップカードなどについて

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

プルタブしかけ絵本のイチオシ:かわいいだけじゃない!『うっかりペネロペ』シリーズ

【感想・レビュー】つまみひきタイプの参加型しかけ絵本。青いコアラの女の子ペネロペといっしょに体験する日常は、新鮮さに満ちています。 ユニークで多彩なしかけは、驚きと楽しさいっぱい!

本の紹介:漢字学習が知的アミューズメントに!『絵で見る漢字―KANJI PICT・O・GRAPHIX』

【感想・レビュー】外国人が日本の漢字やかなを覚えるための学習本。 漢字の形を独自の絵文字で表現していて、その工夫や発想が面白い! 日本人が見れば、ユーモアあふれる文字遊びの本として楽しめます。

エリック・カールの絵本と翻訳の工夫③:『みんないきてる みんなでいきてる!』いっそ翻訳しないという選択

【感想・レビュー】生き物をモチーフにした楽しい詩とダイナミックな絵の詩画集。 英語版”Eric Carle's ANIMALS ANIMALS”が古今東西の詩を集めたものなのに対し、日本語版では工藤直子が独自に詩をつけています。

エリック・カールの絵本と翻訳の工夫②:『えを かく かく かく』意訳を超える踏み込んだ表現

【感想・レビュー】日本語版と英語版”The Artist Who Painted a Blue Horse”を比較すると、大きな違いがあります。 アーサー・ビナードの日本語訳は、独自の表現を盛り込み、より情熱と躍動感に満ちた文章に仕上げています。